雪乃ブラックメンタルぶろぐ

誰にムリと言われてもしあわせになりたい

解離の魔法が解けた16歳の夏

 

解離とは人間の防衛機能の一種で、自分では耐えられないような辛い体験を切り離そうとする反応のことです。

 

 

耐えられないような辛い体験。

幼ければ幼いほど、大人なら耐えられるかもしれないようなことで解離が起こってしまうこともあるのです。

 

 

私が覚えている限りで初めて解離したのは、3歳の頃でした。

 

今回は雪乃の全く共感されない解離現象について書いてみようと思います。

 

 

そんなきつい内容では無いと思うのですが、一応フラッシュバックが起こりそうな方は注意です。。

 

 

 

 

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母の話では、あれは私が3歳の頃のことだそうです。

 

 

私は近所にある友達の家に遊びに行くために家を出ました。

 

当時住んでいた団地では、不審者情報が絶えない割と治安が良く無い地域でした。

 

友達の家に着くと、緑色の服を着たおじさんがポストにチラシを入れていました。

 

その横を通り過ぎようとした時、急にその人に抱き上げられ、そこから解離が始まったのです(唐突)。

 

 

まぁつまりイタズラされたわけですね。

 

 

私は遠く離れたところからその光景を見ていて、その子(私)に近づこうとするとその子の猛烈な痛みが私にも伝わり「なんか今まで生きて来た中で一番痛い・・・」と思いながら、何もできない自分をもどかしく感じたことを覚えています。

 

 

 

そしてその後友達の家に行くのですが、友達のお母さんが「随分遅かったねぇ、心配したよ〜」と言うので私は「大きな蜘蛛の巣に捕まったの」となぜか弁解しました。

 

 

子供は性的なことがまだわからないので、自分の身に起きたことをうまく説明できません。なのでこうしたファンタジックな嘘をつくことがあるそうです。

 

 

それから私は分裂し、複数の自分をの姿を見ることもありました。

 

記憶は時に曖昧で、4歳の頃初めて生まれた自分や、イタズラのことを全く覚えていない自分などがいました。

 

 

そして小学校に上がると、声が聞こえるようになります。

 

悪い声です。

 

 

その声は、実際に隣にいる誰かが発した声のような近さで聞こえて来て、人の悪口やとても自分のものとは認められないようなことを言ったりします。

 

それに加えて「苦手なことや嫌なことがいつの間にか終わっている」と言う現象も起こるようになっていきます。

 

 

中学に入ると親友の名前も思い出せなくなったり、ついさっきの記憶が思い出せなかったり、その時には「別人みたいだったよ」と言われることもありました。

 

でも、それを苦に思ったことはありませんでした。

 

なぜなら当時の私は自分のことを振り返る、友達との体験以外で過去を思い出すと言うことをしたことがなかったからです(まぁ都合がいい)

 

なのでそんなちょっと不思議な自分を思い返すこともしないので平気な顔で生きていたわけです。

 

 

あと、自分で自分を見る感覚が変だと疑わなかったのは、漫画の影響があります。

 

漫画って、主人公が話している時、主人公の視界を描写するのではなく主人公の姿を含めて描写するじゃないですか。

 

なので、漫画の描写世界が私にとってはリアルな世界だったのです。

 

でもそんなある日ふと気付きが降りて来て、そういえば自分の視界から世界を見たとき、視点である自分から自分の顔まで見えるっておかしく無いか?と。。

 

 

それを母親に言うと「そんなの当たり前じゃん」と言われ、ショックを受けたことを覚えています。

 

 

自分が人と何かが決定的に違うとわかると、そこから狂いが始まっていくものです。

 

 

私にとっては正常に戻ることが異常な世界の始まりでした。

 

 

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何の変哲も無い16歳の夏のこと。

 

 

私は高校に入学した時から始めたバイトを早速無断欠勤していました(おい)。

 

家にも携帯にも電話がかかりまくって来た頃、これは親にバレたらまずいと、自分から「やめます」と連絡しようと思いました。

 

 

私は電話がすごく苦手で、自分からかけることが特に苦手でした。

 

でもそれまでは「嫌なことがあるとそれがいつの間にか終わっている」ので今回もそうだろうと何も考えることなく電話をかけました。

 

 

電話のコール音がし、相手が電話に出たところで異変を感じました。

 

 

「いつもならここで終わるのに・・・」

 

つまり、記憶が途切れて電話が終わっているはずでした。

 

なのに終わらず、相手は私が喋るのを待っています。

 

 

どうしよう。私はしどろもどろになりながら何とか電話対応を終え、なんとかその場をしのぎました。

 

そこからです。自分で自分が見えるのだけは相変わらずですが、記憶が途切れなくなり、24時間毎日自分であり続けなくてはならなくなりました。

 

嫌なことも苦手なことも一手に引き受けなくてなならなくなり、それだけで体力を消耗してしまいます。

 

 

でもこれが普通の感覚なのですが、私には今までとあまりに違いすぎて混乱していました。

 

 

学校にも行けなくなりました。

 

 

何しろ理由が理由なので、親や先生に何で学校にいかないんだと言われても、答えようがありませんでした。

 

 

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と言う感じなのですが、現在の私はこの16歳の時から地続きだと思っているので、いまの私は29歳ですが16引いてまだ13歳だと思うようにしています。

 

16歳のあの夏に生まれ直したと言っても過言では無いように思うのです。

 

 

なので私はまだヤング!仕事で失敗してもなんか、うまくいかなくて人生パッとしなくてもまだ13歳だから大丈夫!人生これからさ!

 

 

と言う感じで生きております。

 

 

しかし、16年間とその後の24時間自分であり続ける状況に適応できなかった十数年間を無駄にしてしまった思いが拭えない日もあります。。

 

 

でも前向きでないと、本当に嫌なことばかり引き寄せるので・・・。

 

 

あ、引き寄せの法則は割と信じている派です。

 

 

 

 

それではお読みいただきありがとうございました(*'ω'*)

 

では!